9/3(金) 20:03配信 読売新聞オンライン
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 東京パラリンピックは第11日の3日、競泳の男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)決勝で、4大会連続出場の木村敬一(30)(東京ガス)が1分2秒57で自身初の金メダルを獲得した。
 木村は今大会、100メートル平泳ぎの銀に続き2個目のメダルで、通算8個目。日本選手団全体では今大会8個目の金。富田宇宙(32)(日体大大学院)が銀メダルで、日本勢のワンツーフィニッシュとなった。
 木村は予選を1分2秒25の全体1位で通過。決勝では、スタート直後から上位を争い、50メートルをトップで折り返した。後半は2位の富田以下を引き離して悲願の金メダルを手に入れた。
 木村は滋賀県栗東市出身。先天性の目の病気で、2歳の時に視力を失った。パラリンピックは2008年の北京大会から出場。日本選手団の旗手を務めたロンドン大会では銀1個、銅1個のメダル、リオ大会では銀2個、銅2個を獲得していた。