《精進院眞道法禎居士》

8月19日、新型コロナウイルスによる肺炎のため息を引き取った千葉真一(享年82)の戒名だ。

日本のアクション俳優の草分けであり、ハリウッドでも活躍した“不死身の先駆者”の知られざるコロナ闘病と、
その破天荒な人生に翻弄された家族の物語をお届けする。

「22日、千葉さんの遺骨に手を合わせてきました。遺影を前に“俺のほうが先だろ。勝手に逝っちまって、
残された俺はどうすればいいんだよ”と問いかけた。100歳まで生きると思っていた千葉さんの突然の訃報に、いまも“嘘だろ!?”との思いが消えない。
人生の道標を失った気持ちです」

沈痛な面持ちでそう語るのは、俳優の岡崎二朗氏(77)だ。東映に入社した時、
「教育係」として現れたのが千葉であり、以来、58年に及ぶ交流を続けてきた“盟友”だ。

1959年、東映ニューフェイスに合格した千葉は、岡崎氏の「4年先輩」に当たる。

68年、テレビドラマ「キイハンター」主演で人気を集め、その後も映画「仁義なき戦い 広島死闘篇」や
「戦国自衛隊」などに出演し、国民的スターに。また米映画「キル・ビル」に出演するなど、「サニー千葉」として海外でも多くのファンを獲得した。

「“肉体が俳優の言葉”を信条とし、80歳を超えても毎日トレーニングを欠かさなかった。健康に自信があったのが仇(あだ)となったのか、
コロナワクチンの接種をずっと拒否し、代わりに自分が広告塔を務めたこともある“水素サプリメント”を1日30錠、病院に運ばれる直前まで飲んでいました」(20年来の知人)

岡崎氏もこう続ける。

「7月初めに二人で食事した時も“二朗ちゃん、ワクチンだけは絶対に打っちゃダメだ。ワクチンで死んだら元も子もない”と副反応を本気で心配していました。
その一方で“俺は水素を飲んでるからコロナには罹らない”と豪語していた」

そんな千葉に異変が生じたのは7月末。普段は見られなかった咳が頻繁に出るようになったという。
8月3日深夜になると、“38度を超える熱がずっと下がらない。PCR検査を受けようと思う”とのメールが複数の知人に送られる。

メールを受け取った友人の一人が話す。

「翌日に“やっぱり陽性だった”と千葉さんから電話がありました。この時はまだ声に深刻さはなく、
陽性診断後も千葉県君津市内の自宅で一人で生活していた。けれど呼吸がどうにも苦しくなり、自ら救急車を呼んだのが8日のことでした」

入院後は酸素吸入装置を着けた状態で回復が試みられたが、“今夜が峠だそうです”と千葉からLINEが届いたのが12日。
そして1週間後の午後5時26分、心肺停止に陥った――。

臨終時、家族は誰ひとりとして、立ち会うことはできなかった。
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/09021056/?all=1

★1:2021/09/02(木) 14:17:51.97
【週刊新潮】 千葉真一さん、豪語していた 「俺は水素を飲んでるからコロナには罹らない」 [影のたけし軍団ρ★]
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1630559871/