8/31(火) 22:55
日刊スポーツ

元ラグビー女子7人制日本代表の桑井亜乃が引退発表「経験全てが私の財産」
桑井亜乃(2017年1月20日撮影)
ラグビー女子7人制日本代表として16年リオデジャネイロ五輪に出場した桑井亜乃(31)が31日、現役引退を発表した。自身のインスタグラムを更新し「本日、8月31日をもちまして、ラグビーを引退することになりました。同時に6年半勤めさせていただいた、八木橋百貨店も退職することになりました」と報告した。

引退を決断した理由については「パワー、スピード、フィットネス 前の自分と比べてしまうと正直きつかった。中々思うようなプレーができないのも感じていたことがしんどかった。最後は経験値のおかげだったのかもしれない。選手としてたくさん経験できたこと全てが私の財産なんです。少し寂しい気持ちもありますが、選手としては後悔はありません」(原文まま)とつづった。

北海道で生まれ、帯広農高2年時には円盤投げで国体5位。中京大卒業後にラグビーに転向した。同じ北海道の恵庭北高出身で、陸上女子100メートル障害で東京五輪に出場した寺田明日香(30=ジャパンクリエイト)が一時ラグビーに転向したのも、同い年の桑井からの誘いがきっかけだった。

桑井は今後フリーで活動し、24年パリ五輪にレフェリーとして出場することを目標に掲げた。「決して簡単な道のりではありませんが、また新しい目標に向かって頑張ります」と決意を示した。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/5457ef2c483e0aa87059bba4d4a893f3924f4981