東京オリンピックの開会式を巡っては、SNS(ネット交流サービス)で「つまらない」「主催者あいさつが長い」など辛辣(しんらつ)なコメントが並んだが、パラリンピックの開会式に対しては好意的な評価が多く見られた。

 ツイッターでは「パラリンピック」がトレンド入り。「メッセージ性で圧倒的に五輪開会式より優れている。制作陣はあまりそんたくしないで、自由に演出できたのではないか」「五輪閉会式のちぐはぐさ、寄せ集め感でコケた残像がまだ残っているので、(パラの)開会式の演出がすごく統一感があるし、なんか品があってイイね」など、五輪と比較する投稿が数多くあった。

 主催者代表のあいさつについても話題になった。国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長が五輪開会式で行ったあいさつは約13分だったのに対し、国際パラリンピック委員会のアンドルー・パーソンズ会長は約6分半。「パーソンズ会長の方が聞いていて飽きなかった。バッハの半分以下で終わった」と歓迎されていた。

2021年8月24日 23時5分 毎日新聞
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