東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長と、国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長が23日、メーンプレスセンター(MPC)で開幕前日会見を行った。

 五輪に引き続き、コロナ禍による緊急事態宣言下での開催となり、不安視する声も大きいが、橋本会長は開催意義について「生で観戦される学校連携プログラムの皆さんを始め、多くの人に気付きを与える大会。個性を尊重し、認めあえる共生社会への重要な新しい第一歩になる」と、強調した。

 大会には162の国・地域と、難民選手団が参加。パーソンズ会長はタリバン政権の誕生で政情が不安定となり、不参加となったアフガニスタンの国旗を開会式に登場させることを発表。「連帯、平和への重要なメッセージとなる」と、述べた。