歴史大河作品「風雲児たち」などで知られる漫画家のみなもと太郎さんが7日に肺がんのため亡くなったことが20日分かった。74歳だった。

 みなもとさんは1967年にデビュー。1970年から週刊少年マガジンでギャグ漫画「ホモホモ7」を連載し、人気を集めた。79年からは「風雲児たち」をスタート。この作品がNHKドラマや新作歌舞伎になり、代表作となっている。連載中の「風雲児たち幕末編」は休載中だった。

 ツイッターでは俳優の新納慎也(46)が「ドラマ『風雲児たち 〜蘭学革命篇〜』には出演もしてくださり、素敵な時間を一緒に過ごさせていただきました」とつぶやき、みなもとさんとの2ショットを公開した。

 また漫画家の江口寿史さん(65)も「みなもと太郎先生の訃報で目が覚めた。まだお若いのに…。『ホモホモ7』がどれだけ衝撃だったか」とツイッターで追悼。また吉田戦車さん(58)も「『お楽しみはこれもなのじゃ』、名作シリーズ、『風雲児たち』… 思春期に多大な影響を受けました。みなもと太郎さんのご冥福をお祈りします」としのんだ。

中日スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ed7a6f2bb18ac4370e3a2ddd40a869999b18b92