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THE ANSWER
WBO世界バンタム級タイトルマッチ

WBO王者カシメロ、難敵リゴンドーに判定勝ちV4 井上尚弥orドネアとの統一戦へ生き残り

 ボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチが14日(日本時間15日)、米カリフォルニア州カーソンで行われ、王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が挑戦者の同級4位ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)に判定勝ち。4度目の防衛に成功した。



 カシメロにとっては昨年9月26日にデューク・ミカー(ガーナ)を3回TKOで下して以来、約11か月ぶりの試合だった。相手の40歳リゴンドーは五輪で2度の金メダルを獲得し、プロで敗れたのは17年のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)戦のみという難敵だったが、見事にV4を達成した。

 カシメロは一時、WBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)との2団体統一戦がこの日に予定されていた。WBAスーパー&IBF王者・井上尚弥(大橋)の4団体統一への道のりに影響することもあり、注目を浴びていたが、カシメロがドーピング検査拒否を示唆したことなどを引き金にドネアが試合をキャンセル。結局、ドネア戦前に予定されていたリゴンドーと対戦することになった。

 4団体統一を狙う井上とは昨年4月に対戦予定だったが、新型コロナウイルス蔓延の影響で試合は延期に。井上は2019年にワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝で判定勝ちしたドネアとの再戦を希望しているが、バンタム級戦線の今後が注目される。

THE ANSWER編集部
https://news.yahoo.co.jp/articles/e67fa1a9b03f7bfc5e8f4b0881a51fd1417f6ac4