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ジュリーの曲は1977年の「勝手にしやがれ」以前と以後に別れる。
以後は、阿久悠の過激な歌詞と派手な衣装、パフォーマンスで
人気というか知名度は高いだろうが、音楽的には大したことがない。
あとで、カセットやＣＤを聞いてもシラケるだけ。
以前の曲は作詞：安井かずみ、作曲は加瀬邦彦が多いが、
73年頃の「あなたへの愛」とか「胸いっぱいの悲しみ」とか名曲だ。
結局ジュリーは78年〜83年頃まで、【子供だましの唄】を歌っていたので
「大人の歌手」への脱皮が出来なかった。