8/11(水) 13:00
スポーツ報知

尾川堅一の世界戦が10月に延期  対戦相手が負傷「早期回復を祈ります」
尾川堅一
 プロボクシングIBF世界スーパーフェザー級(58・9キロ以下)3位の尾川堅一(帝拳)が出場する予定だった20日のIBF世界同級王座決定戦(アラブ首長国連邦=UAE)が延期となったことが11日、明らかとなった。尾川が所属する帝拳ジムによると、尾川が対戦する予定だった同級1位シャフカッツ・ラヒモフ(タジキスタン)が負傷し、担当医師から1週間の練習中止を言い渡されたという。ラヒモフ側から延期の要請が入り、尾川サイドはこれを受け入れた。再日程は10月を予定している。

 尾川は自身のインスタグラムで延期を公表。「相手選手の怪我により延期となりました。ラヒモフ選手の早期回復を祈ります」(原文ママ)とつづった。

 尾川は2017年12月、IBF同級王座決定戦を戦い、テビン・ファーマー(米国)に判定勝ち。だが、予期せぬ禁止薬物の陽性反応が出て、不運にも無効試合に変更となってしまっていた。その後、1年の資格停止処分を受け、19年2月に再起。昨年10月には西谷和宏(VADY)との世界ランカー同士の一戦を判定で制している。

 戦績は尾川が25勝(18KO)1敗1分け1無効試合、ラヒモフが15勝(12KO)1分け。

 タジキスタン生まれのラヒモフはロシアを中心に活動。15年12月にプロデビューした、身長174センチの左ボクサーファイター。

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