8/10(火) 17:09
スポーツ報知

日本サッカー協会田嶋幸三会長 男女「一定評価」も「世界とは差があった」と総括
田嶋幸三会長
 日本サッカー協会の田嶋幸三会長が11日、オンラインで取材に応じ、東京五輪を総括した。男女ともに1次リーグを突破し、男子は4位、女子がベスト8に入った。ベストを尽くした選手、スタッフに「感謝したい」と述べ、「両チームともに評価しなければいけない」とした上で、男女とも世界とは「差があった」との認識を示した。

 男子は準決勝のスペイン戦で延長戦0―1で敗れ、続く3位決定戦でメキシコに1―3で敗れた。「本当はメダルを取りたかったし、金、銀メダルまでいければよかったが、必死で金メダルを目指してくれたからこそ、4強に入れた。ブラジル、メキシコ、スペインは本当にレベルが高かった。(世界との距離は)かなり詰めてきているが、まだ差がある」と振り返った。

 準々決勝でスウェーデンに敗れたなでしこジャパン。五輪後に高倉麻子監督とは面会し、意見交換したという。同会長は「ベスト8以上にいけなかったこと、内容については満足できないところがあると、高倉さん本人の言葉であった。うまく戦えば、ベスト4にいけたんじゃないかというような感覚を持ちますが、改めて申し上げますが、世界と差があっと認めざるを得ない」と総括した。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/e90c04fa4b924631aab60d554468e08f8c6bb284