ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は29日(日本時間30日)、本拠地でのオークランド・アスレチックス戦に「2番・指名打者(DH)」で先発出場。3四球、1盗塁とチャンスメークしたが得点には繋がらず、チームは敗れた。

 大谷は初回の第1打席で先発モンタスと対戦。この回はモンタスのスライダーがアウトコースに決まり、見逃し三振に終わった。3回の第2打席は、四球を選んで出塁。カウント3ボールから、フルスイング(空振り)を見せるなど、反撃の意欲を見せたが、5球目は冷静に見逃し、後続に託した。

 5回の第3打席も2死から四球で出塁。続くゴスリンの打席で盗塁を決め、塁上でも相手バッテリーをかき乱すも、得点には繋がらなかった。さらに8回の第4打席では、2番手ロモから、この日3つ目となる四球。ビハインドの展開で、一発のある大谷は勝負を避けられ、もどかしい試合となった。

 チームは、モンタスらアスレチックス投手陣の前に3安打に封じ込められ、0-4で完封負け。3失策を記録するなど、守備でも精彩を欠いた。これで51勝51敗となり、勝率は再び5割となっている。

 この日の大谷は、1打数無安打1盗塁(見三振、四球、四球、四球)の成績で、打率.279、OPS1.060。また盗塁は今季15個目となり、リーグ5位タイの数字だ。
ベースボールチャンネル編集部

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