東京オリンピックのボクシング女子フライ級で並木月海選手が2回戦でブラジルの選手に判定勝ちし、準々決勝に進みました。

並木月海選手は29日、2回戦でブラジルのグラジエレ・ソウザ選手と対戦しました。

第1ラウンドから打ち合いとなる中、並木選手が相手の動きを見極めて効果的なパンチを当てて、試合を優位に進めました。

その後も互いに接近戦で打ち合う展開となりましたが、並木選手は小刻みなフットワークを生かしながら、相手の反撃をかわしました。
並木選手がブラジルの選手に5対0で判定勝ちし、準々決勝に進みました。

準々決勝は来月1日に行われ、コロンビアの選手と対戦する予定です。
ボクシングは3位決定戦が行われないため、並木選手は次の試合に勝つと、メダル獲得が確定することになります。

「1つ1つ勝っていきたい」
並木月海選手は「勝ててほっとしている。落ち着いていられたのがいちばん大きい。オリンピックをしっかりと楽しみたい」と話しました。

そして、勝てば銅メダル以上が確定する来月1日の準々決勝については、「次も勝ってメダルを獲得したいが、いちばんの目標は金メダルで、1つ1つ勝っていきたい。自分らしくステップを使って、いいクオリティーのパンチを当てるボクシングをしっかりやっていきたい」と話しました。

ソース NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210729/k10013168921000.html