田中みな実が初主演を務める映画「ずっと独身でいるつもり?」が11月19日(金)に公開決定。ティザービジュアルと超特報が解禁された。

本作は、現代を生き抜く女性の抱える不安や寂しさ、希望を描いたおかざき真里の同名漫画が原作。田中が扮するのは、10年前に執筆したエッセイが異例のヒットとなり、一躍有名作家となった36歳で独身の本田まみ。やりがいある仕事や好きなものに囲まれる暮らしに充足感を得ながらも、周囲の雑音に傷つき、苦しみ、揺れる30代の独身女性を等身大で演じている。 また、監督を務めるのは、映画「君が世界のはじまり」(2020年)、ドラマ「深夜のダメ恋図鑑」(2018年、テレビ朝日系)などを手掛けたふくだももこ。

ティザービジュアルでは、東京の夜に一人たたずむ、まみの姿が。そして超特報では、「服も靴も鞄も、欲しいものは自分で手に入れられる。なのに…」とふと考える様子が映し出されている。

■あらすじ
本田まみは、10年前に執筆したエッセイが異例のヒットとなり一躍有名作家に。女性の人生における幸せの価値を赤裸々に綴り、読者の支持を得てきたが、それに次ぐヒット作を書けずにいる。世間から求められるまま、配信番組のコメンテーターを務めるなど、作家として迷走中の日々に加え、自身の年齢に対して事あるごとに周囲から「一人でかわいそう」と心配されている。

年下の彼とは、結婚に向けて付き合いを続けているものの、価値観の違いから不安と怒りが募っている。そんな彼女には、「ずっと独身でいるつもり?」という周囲からの雑音が耳に痛いのだった。生きづらい女性たちの本音を代弁してきた彼女が、“自分にとっての幸せのかたち”を見つけ出す。

■田中みな実コメント
この作品は結婚できない女の話ではありません。結婚しないで生きていくと決めた女の話でもありません。30代、結婚しているとかいないとか、子供がいるいないで何かと判断をされることがありますが、それって本当に大切なことでしょうか?結婚している女は幸せで、していない女は不幸せ?

自身も30代半ばに差し掛かり、このタイミングでお話をいただけたことに、大きな意味を感じました。主人公の本田まみに共感するところが多かったわけではありませんが、仕事がうまくいかないとき、ふと結婚を逃げ道として浮かべた過去は確かにあったなと振り返りました。

主演だからと気負うことなく自由に演じることができたのは、ふくだ監督はじめ現場の皆さんがつくってくださった、温かで柔らかな空気感のおかげです。 自分にとっての幸せは何か。あらゆる雑音を排除し、前向きに考えるきっかけになれば幸いです。

■ふくだももこ監督コメント
みんなズルくて、寂しくて、他人を羨んで、自分を好きになりたくて、必死で。 田中みな実さん演じる本田まみをはじめ、私は映画に出てくる女性たちが大好きです。 あなたにとってこの映画が“最高の女ともだち”のような存在になってくれたら嬉しいです。

■原作・おかざき真里コメント
映画は漫画とはかなり内容が違います。けれど見た人の背中をそっと押すものでありますように。見たあと少し元気が出ますように。 そして漫画にも、少し内容の違う原案のエッセイが存在します。 人に寄り添う真摯な文章を書く人の作品です。これを機に、一人でも多くの方が(原案の)雨宮まみさんの本を手に取りますように。 サバンナで生きる人たちのオアシスになりますように。

ザテレビジョン
https://news.yahoo.co.jp/articles/368f13ee3e69a821484bcb1972888e25e9f77689
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