東京オリンピック一次ラウンド・グループB最終節が28日に行われ、U−24ルーマニア代表とU−24ニュージーランド代表が対戦した。

 全チームが1勝1敗で最終節に突入したグループB。勝者が自力で決勝トーナメントに進出し、敗れたチームは敗退が決まる大一番となった。また、引き分けに終わった場合、ルーマニアは敗退が決定。ニュージーランドは韓国vsホンジュラスの結果次第で突破が決まる、という条件で試合を迎えた。

 ルーマニアは11分、エドゥアルド・フロレスクが右サイドからドリブルでペナルティエリア中央に切り込み、左足を振り抜く。ニアのゴール右下隅を狙ったシュートは惜しくもポストに阻まれた。

 ニュージーランドは31分、ペナルティエリア手前で獲得したフリーキックをクリス・ウッドが直接狙うと、シュートは壁の下を通過したが、相手GKのセーブに阻まれた。37分には左コーナーキックにウッドが頭で合わせたものの、またしても相手GKのセーブに遭う。前半はお互いに得点が生まれず、スコアレスで折り返した。

 後半も得点は生まれず、試合はこのまま終了。ルーマニアは敗退が決定した。また、韓国が6−0でホンジュラスを下したため、ニュージーランドは2位が確定し、3回目の出場にして初めてグループステージを突破した。準々決勝は31日に行われ、ニュージーランドはグループA首位と対戦する。

【スコア】
U−24ルーマニア代表 0−0 U−24ニュージーランド代表

https://news.yahoo.co.jp/articles/29e762b798860b0accf9f8c97e8ea6287cdc03c7