7/27(火) 15:33配信 サンケイスポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/4909bc01fbe55d10bcbfb79d46421f2a83818eb2

第103回全国高校野球選手権大会群馬大会(27日、前橋育英6−1高崎健康福祉大高崎=延長十二回、上毛新聞敷島)1−1で延長十二回まで進み、表の前橋育英の攻撃で、無死二塁、3番・岡田啓吾内野手(2年)が右越え2ランを放って突き放し、その後も攻めて3点を追加。エース右腕・外丸東真投手(3年)が12回166球で完投、4安打4四死球5三振1失点で、高崎健康福祉大高崎を振り切った。

岡田は、「打ったのはチェンジアップ。前の球から考えて、狙った。越えるとは思わなかった。勝ててよかった」と決勝弾に笑顔を見せた。

第2打席で左中間に弾き返し、第5打席は中越えといずれも二塁打を放っており、同点で迎えた無死二塁でも荒井直樹監督は、走者を三塁に送ることを考えずに岡田に打たせた。

見事に結果を出しただけに、荒井監督は「打たせようと思った。本塁打は大きいけど、その後も追加点をとれる流れになった」と効果を口にし、「きょうは14本も(安打を)打てたけど、甲子園では守りからの野球をしたい」と夏の甲子園5大会連続6度目出場にかける抱負も示した。