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スポーツ報知

永瀬貴規は準決勝進出 田代未来は2回戦敗退
準々決勝でドイツの選手を攻める永瀬貴規(ロイター)
◆東京五輪 柔道(27日・日本武道館)

 男子81キロ級の永瀬貴規(旭化成)が準々決勝に進んだが、女子63キロ級・田代未来(コマツ)は2回戦で敗退した。

 2016年リオデジャネイロ五輪銅メダルの永瀬は、初戦の2回戦でトルコのアルベイラクと対戦。一昨年のGSブラジリアで優勝した時の決勝と同じようにお互いに指導2つが与えられるピリピリとした展開。ゴールデンスコアに入ってもお互いに技が決まらない展開だったが、7分16秒に相手に偽装攻撃の指導が与えられ反則勝ちした。

 3回戦でもお互いに指導2つを受けたが、残り9秒、払い腰で一本勝ちし、準々決勝進出を決めた。日本選手は初日から3日連続で金メダルを獲得しており、4日連続の夢をつないだ。

 準々決勝では、ドイツのレッセルにゴールデンスコアの末、小外掛けで技ありを奪って勝利。準決勝に進んだ。

 田代は1回戦でレンシャール(英国)に2分24秒、内股で技ありを奪って優勢勝ちと好発進。2回戦もポーランド選手の両襟を持て自分のペースで試合を進めたが、1分52秒、一瞬の隙を突かれて小内巻き込みで倒され一本を奪われた。リオ五輪の5位入賞に続き、2度目の五輪もメダルを逃した。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/8fe83094821527ee11f04571da1f207098abd968