日刊スポーツ2021年7月23日15時4分
https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/news/202107230000461.html

東京オリンピック(五輪)の開会式を走る聖火ランナーに、テニスの大坂なおみ(23)が選ばれたことが23日、組織委関係者への取材で分かった。今日午後8時から東京・国立競技場で開かれる開会式でトーチを持ち、聖火を運ぶ。最終点火者となる可能性もある。

東京大会は「男女平等」や「多様性と調和」を理念として掲げており、大坂がそれを体現できるアスリートとして白羽の矢を立てた。大坂は全米オープンや全豪オープンの優勝を経験。19年には男女を通じアジア初の世界ランキング1位に上り詰めた。

開会式で行われる聖火リレーは最終グループとして5、6組のランナーが走る。その中には五輪メダリストらも候補に挙がっている。その後に一般人の子どもをはさみ、最終点火者にリレーする仕組み。5、6組の中から最終点火者が選ばれるため、大坂が聖火台に点火する可能性もある。