7/21(水) 10:41配信
デイリースポーツ

 3回、内藤が勝ち越しの2ランを放ちベンチで喜ぶ上野(撮影・堀内翔)

 「東京五輪・ソフトボール・1次リーグ、日本8−1オーストラリア」(21日、福島県営あづま球場)

 東京五輪の全競技のトップを切って、午前9時にスタート。日本の先発はエースの上野由岐子(38)=ビックカメラ高崎=の好投、内藤、藤田の2ランなどで白星発進とした。上野にとっては、北京五輪の決勝・米国戦が行われた2008年8月21日以来、4717日ぶりの五輪で4回1/3を被安打2、1失点の堂々とした投球を見せた。五回に7点差がつき、コールド勝利をおさめた。

 上野は初回に3四死球がからんで1点を先制されたが、日本はその裏に同点に追いついた。

 三回には3番・内藤美穂(27)が勝ち越し2ラン、四回には投打二刀流の藤田倭(30)が2ランと、ビックカメラ高崎で上野の背中を追う2人がアーチを競演。上野も三回3三振、四回2三振と中盤から投球のリズムを取り戻した。五回1死で四球を出したところで2番手の後藤希友(20)=トヨタ自動車=に継投した。

 上野は金メダルを獲得した08年北京以来、13年ぶりの五輪登板を4回1/3を2安打1失点、7奪三振と力投した。試合前日に「気持ちが高ぶりすぎないようにしっかりコントロールして(試合に)入りたい」と抱負を語っていたとおりの冷静な投球だった。

https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210721-00000049-dal-000-2-view.jpg
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a9a0c23388943270ccb99bbde206f5a32874d6c
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