7/19(月) 10:03
スポーツ報知

橋下徹氏、小山田圭吾いじめ問題で組織委の続投判断に「もう一回考えてもらいたい」
橋下徹氏
 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が19日、フジテレビ系「めざまし8」(月〜金曜・午前8時)に生出演した。

 番組では、23日に迫った東京五輪開会式で楽曲を担当するチームの一員に任命されたミュージシャン小山田圭吾が、過去に雑誌などで障害者へのいじめを告白していたとして問題視されていることについて報じた。

 この問題に小山田は16日にSNSで「多くの方々を大変不快なお気持ちにさせることとなり、誠に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます」と謝罪。組織委員会の武藤敏郎事務総長は17日の会見で「小山田さんが謝罪されたのをわたくしどもも理解しました。彼は現時点で十分に謝罪し、反省をしている。我々は当初、そういうことを知らなかったのは事実だが、小山田さんに引き続き、貢献していただきたいと考えています」と説明した。

 橋下氏は「オリンピックのこれまでの全てのゴタゴタの原因は組織委員会にあるな、というのを痛切に感じました。あまりにも組織委員会の感覚が国民の感覚とズレています」と組織委の対応に苦言を呈し、「おそらくメディアが一斉にこれを批判したら、組織委員会はまた変わってくるんじゃないですかね」と続けた。

 そして「組織委員会のメンバーは、森さんが会長を辞任されて女性を40パーセント入れることになりました。僕はそこで新しい価値観が入って来たと思う」と新しい風に期待し、「もう一回、組織委員会が自らの価値観に照らし合わせて、解任するのか継続するのか、もう一回考えてもらいたい」と小山田の進退について再考する必要性があるとした。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/8942a4f768066e171b3f47eb718eb004e54594ea