7/17(土) 18:12配信
スポニチアネックス

日本テレビ社屋

 ロックバンド「MY FIRST STORY」のHiro(27)が16日、日本テレビ「MUSIC BLOOD」(金曜後11・00)にバンドメンバーとともに出演。バンド結成当時のバッシングについて語る場面があった。

 演歌歌手の森進一(73)と19年に芸能界を引退した元歌手の森昌子さん(62)の三男で、長兄はロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカル、Taka(33)。

 バンドの恩人として2012年に31歳の若さで他界したシンガー・Kさんがボーカルを務めた「pay money To my Pain」(P.T.P.)を挙げたHiro。Kさんについて「めちゃくちゃ歌上手い人がいるなっていうが初めての印象。全部洋詞なんで何をいってるかわからなかったんですけど、歌がうまいなって、バンドを見て初めて思って。どこから一瞬で虜になって、ずっと好きでした」と振り返った。

 2011年、そのP.T.P.のライブを高校生だったHiroが鑑賞。ライブ後にKさんに声かけると、打ち上げに誘われ、そこで出会ったメンバーとバンドを結成するも、当初は「ワンオクの弟バンド」「親の七光り」と心無い言葉が浴びせられたという。

 Hiroは当時のバッシングについて「イヤだというか、昔から僕らは全員、森進一の息子たちとして見られてきた。そこまでそこに対して抵抗はなかった。そういうので、人の10倍得してきた部分もあるし、その100倍努力しないと身にならないし、一瞬で終わってしまうから、そこは僕ら次第なのかなと(思っていた)」と回顧した。

 「いろいろなバンドマンも関係者の人も直接会うとみんないい顔をするんです。でも、やっぱり裏ではよく言ってないみたいのがすごいあって、そんな時に、Kが『あいつらはあいつらのペースでやっていけばいいだろ。あいつらはここからだから今、お前らがそんなことをいうべきじゃない』って、他のバンドマンや関係者にずっと言ってくれていて。そこから、そういう声もなくなって、やりやすくなった。最初に切り拓いてくれたのがKだった」と、恩人に感謝した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0540643f04a19b0d131fcf0c02ac6f825b0f6c06