『UFC 264』
2021年7月11日(日・日本時間)アメリカ・ネバダ州ラスベガス/T-Mobileアリーナ


▼ライト級ワンマッチ 5分5R 
○ダスティン・ポイエー(31=米国)
TKO 1R終了時(骨折によるドクターストップ)
●コナー・マクレガー(32=アイルランド)

元UFC二階級同時王者コナー・マクレガーとUFC世界ライト級暫定王者ダスティン・ポイエーが6ヶ月ぶりに3度目の対戦となった。

1R、後ろ蹴り二発、そしてカーフも連打するマクレガー、ポイエーのカーフでバランスを崩すマクレガー。パンチを被弾するマクレガーは
組んで回避。ケージに押し込むポイエーだったが、マクレガーはギロチンチョークを仕掛け下に。
ポイエーはそれを抜くと、マクレガーは下から肘打ち連打。するとポイエーが反撃のヒジ打ちを連打する。マクレガーは下からギロチンを
狙うが外れ、ポイエーは立ち上がる。そしてマクレガーはややふらつきながらサウスポーから左ストレートを放つと、奥足の左足のスネが
グニャリと曲がる、完全に骨折だ。そのまま倒れ、ポイエーがパウンドを打つと終了ブザー。マクレガーは立てず、ドクターストップとなり、
ポイエーがTKO勝利となった。

ポイエーは「マクレガーのカーフをカット(受けた)ときに感触があった。そこでヒビでも入り、最後の攻撃のアクションで折れたのではないか」と語った。
「この試合はまだ終わってない、終わらせない。悔しかったら殴ってみろ」とポイエーを挑発した。

これまで2人の初戦は2014年9月の『UFC178』のフェザー級ワンマッチで対戦し、マクレガーが左フックで1RでTKO勝利。前戦は今年1月の
『UFC257』で2Rにポイエーのカーフキックのダメージで足が止まり、ポイエーに連打され、TKO負けした。これで両者の対戦成績が
1勝1敗になったため、完全決着となる3度目の対戦が用意され、マクレガーの負傷でポイエーが勝利。ポイエーは戦績を28勝(14KO/7一本)6敗とした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/78baafdfaa53aa1a29cf1519cb6eec3e8627942c