J1神戸の日本代表FW古橋亨梧(26)に、オランダ1部のPSVアイントホーフェンとベルギー1部のアンデルレヒトから獲得オファーが届いていることが10日、分かった。

 奈良県出身の古橋は、興国高(大阪)、中大を経て2017年に当時J2の岐阜に入団。18年夏に神戸に加入すると、快足を生かしたドリブルや高い決定力を武器に、19年から3季連続で2桁得点をマーク。今季は自己最多の14ゴールを挙げ、J1得点ランキングで単独トップに立っている。19年からは日本代表に選ばれ、ここまで国際Aマッチ6試合に出場して3得点。

 PSVはオランダ屈指の名門で、日本代表のMF堂安律(23)=尼崎市出身=が所属。アンデルレヒトもベルギーの強豪クラブで、神戸で活躍した元日本代表MF森岡亮太(30)が18〜19年に在籍していた。

 古橋は海外志向が強く、将来のスペイン移籍を希望してスペイン語や英語の勉強に力を入れている。今夏はJ1川崎のMF田中碧(22)がドイツ2部のデュッセルドルフに期限付き移籍し、MF三笘薫(24)もイングランド・プレミアリーグのブライトンへの移籍が濃厚。神戸の絶対的エースの去就にも注目が集まる。(山本哲志)
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