元サッカー日本代表DFの中沢佑二氏(43)が、5日深夜放送のカンテレ「こやぶるSPORTS超」(月曜深夜0・25)に出演。日本代表で共にプレーした本田圭佑(35)の“すごさ”について言及した。

 「有言実行。自分で言葉を出して、それにしっかりと色んなプレッシャーを掛けて、前に進んでいく。このやり方は僕は絶対にできないやり方」

 中沢氏がうなったのは、10年W杯の初戦で、カメルーンに1―0で勝利した試合中のこと。1点を先制したが、相手に押し込まれていた時間帯があり、「このまま守っていたらダメだと、僕も思っていた」という。そこで本田に「圭佑、攻めてもいいよ。守ってばかりでは負けてしまうから」と助言した。

 「普通の選手だったら『日本のために守りますよ』と言うんですけど、圭佑は『攻めますんで。分かってますんで。僕1人で行きますんで』みたいな、ね」

 結局、その試合は本田の決めた1点を守り切った形だが、本田らしさが印象に残った試合でもあった。中沢氏は「そのメンタルの強さというか、攻める姿勢を1人でも持っていて。実際にあの試合は本田選手のおかげで勝ったようなものです」と称賛し、番組で共演した本田圭佑の物まねでおなじみの芸人じゅんいちダビッドソン(46)も、うなっていた。

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