AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は7日、グループG最終節の浦項スティーラーズ(韓国)が名古屋グランパス(日本)が行われた。

開幕から5連勝を収める名古屋は、グループG第5節終了時点で勝ち点15を積み重ねて首位でのラウンド16進出が決定。全勝を目指す最終節では、勝ち点10で2位が確定している浦項と対戦した。

名古屋はスタメンに前田直輝や齋藤学、柿谷曜一朗を起用。7名を入れ替えるなどターンオーバーしながらも質の高いメンバーを送り出した。

試合は互いにバランスを保ったまま一進一退の攻防を繰り広げ、スコアレスで前半が終了。後半の45分間に勝負の行方が託される。

すると51分、ボックス右でボールをコントロールした前田が左足でシュートを放つ。ニアを抜いて先制点を奪取した。

名古屋は直後に2枚替えを敢行。得点した前田と齋藤に代えてマテウスと相馬勇紀を投入して前線のインテンシティを保っていく。

しかし終盤の88分、藤井陽也が左サイドで浮き球のボールをクリアし切れなかったところ、バウンド際を見逃さなかったボリス・タシチーがボックス右に入り込む。GK武田洋平と一対一を制され、名古屋は同点に追い付かれる。

結局、試合はタイスコアで終了。名古屋は今大会2失点目を喫し、全勝は叶わなかったものの、無敗でグループステージを終えた。

今後、ラウンド16は9月14日(火)、15日(水)に開催予定。10月17日(日)の準々決勝以降も一発勝負のシングルマッチ方式にて行われる。

■試合結果
浦項スティーラーズ 1-1 名古屋グランパス

■得点者
浦項:ボリス・タシチー(88分)
名古屋:前田直輝(51分)

https://news.yahoo.co.jp/articles/ee1538400ef6beab95ee61e6e51d03a1830edca4