7/6(火) 9:20
スポーツ報知

玉川徹氏、都議選結果で衆院選を分析「無党派層が自民に厳しい」「ワクチン含めコロナ対策、五輪が逆風」
テレビ朝日
 6日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)では、東京都議選(定数127)で自民党が第1党を奪還したが、公明党との合計で過半数には届かなかったことを報じた。

 この結果を受け、コメンテーターで同局社員の玉川徹氏は「次の衆議院選挙がどうなるかということを、今回の議席数や投票数から色々と推定できるんですよね」と今秋までにある衆院選に当てはめた場合「新しい都議会の新勢力を見てみると、共産党と立憲民主党がすみ分けをして、共産と立憲を足すと34議席で33議席の自民党を上回る」と分析した。

 また「今朝の東京新聞で政党別の得票数がでているんですが、これも立憲と共産を足すと、自民党を上回っている」とし、「問題は都民ファーストに投票した人がどちらに行くか。仮に半々で別れたとしても、野党の方が多くなるということ」と説明。

 さらに「毎日新聞と日経新聞で無党派層がどこに投票したか書いているんですが、都民ファーストが無党派層の内、大体25パーセント程度取っている。大体ですけど自民党のパーセンテージに対して、共産と立憲を足したものが倍くらいある」と示し、「無党派層の動きというのが、非常に自民党に対して厳しいです」と見解を話した。

 衆院選へ向け「そんなに時間がなく大きな変化がないとすれば、衆議院選挙に対して自民党は相当危機感が生まれるような状況。分析をすればするほど、そういう状況だと思いますね。まさにワクチンも含めコロナ対策、オリンピックの部分が逆風になっているのがわかる」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a7472e609b995f4290d8102705e9ce926a550f33