「大相撲名古屋場所・2日目」(5日、ドルフィンズアリーナ)

6場所連続休場から進退をかけ出場している横綱白鵬(宮城野)は、結びの一番で遠藤(追手風)を退けた。
初日は外掛けにくる相手の足をはね上げつつ投げる、掛け投げで強引に白星をもぎ取った白鵬。
この日は懐に遠藤を入れまいと両手を突いて出た。これに動きを止められたのか、遠藤は中に入りきれず。
それでも飛び込もうとするが白鵬は突き落としで大きく相手の体勢を崩すと、上手出し投げで勝負を決めた。

綱とりの大関照ノ富士(伊勢ケ浜)が新小結の若隆景(荒汐)に前回しに食いつかれたが動じずにさばいて寄り切り。
初日から連勝とした。若隆景は2連敗。

大関貴景勝(常盤山)は逸ノ城(湊)と対戦。立ち合い直後、体に何らかの異変が起きたのか力なく寄り切られ、
決着後も土俵にもたれるようにして体を支えるのがやっとの状態になった。
成績が1勝1敗になった以上に、3日目以降に出場できるのか心配される。

大関正代(時津風)は大栄翔(追手風)を突き落として初日から2連勝とした。

デイリースポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/d818fdee1199abf99a0bfb63f424610f82f37e06