【映画】『夏への扉』と『Arc』、いずれも大苦戦 日本の実写SF作品は求められていないのか？ [muffin★]
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https://realsound.jp/movie/2021/07/post-804262.html
先週のこのコラムでは、オープニング3日間の動員が5万2741人、興収が6898万2130円で初登場9位に終わった『ヒノマルソウル～舞台裏の英雄たち～』の極度の不振について触れたが、同じ東宝配給の実写映画として、すぐ翌週にその成績をさらに下回る作品が現れることは予想していなかった。
先週末の動員ランキングでいきなりトップ10圏外（11位）となった『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』だ。オープニング3日間の動員は4万3688人、興収は5831万8900円。近年、300スクリーン（全国315スクリーンで公開）以上で公開された東宝配給作品としては最悪の出足となっている。
先週末はもう一作、「実写SF作品」という日本映画としては珍しいジャンルの作品として『Arc アーク』が公開されたが、こちらもオープニング3日間の動員が1万4891人、興収が2017万9020円と、全国182スクリーンという公開規模を踏まえてもかなり苦戦している。
『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』の原作はSF小説の大家ロバート・A・ハインラインの古典、『Arc アーク』の原作は現代のSF小説を代表する（本人はSF作家であることを否定しているが）ケン・リュウの傑作短編。発表された時代こそ違うものの、いずれも海外のSF小説の名作の世界初実写化作品、さらに方や「人工冬眠」、方や「不老不死」とテーマにも類似性があるが、公開時期が被った（『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』は緊急事態宣言を受けて今年2月の予定から公開延期となっていた）ことをエクスキューズにはできない初週成績と言わざるを得ない。
実写SF映画は、近未来の世界や架空の世界を作品のビジュアルとしても提示する比較的大掛かりな作品と、近未来の世界や架空の世界をあくまでも背景の設定として主に現実のロケーションや小規模のセットを使用して撮影されるアート系の作品の二つに大きく分けられる。それでいうと、『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』は前者、『Arc アーク』は後者のアプローチで制作されていて、それぞれ三木孝弘監督も石川慶監督も自身の作家性を発揮しながらSF作品ならではの創意工夫を凝らしていて、両作品とも見どころは大いにある作品となっている。
三木孝弘監督も石川慶監督も、日本の実写商業映画の世界では指折りの才能だと自分は高く評価している。今回の新作はそれぞれにとっての最高傑作ではないが、間違いなく野心作であり、もし成功していたらその先にはそれぞれの作家の違った未来、あるいは（特に商業的な）停滞が続く日本映画の違った未来があったはずだ。しかし、そんな送り手の野心は少なくとも現在の日本の観客にはほとんど響かなかった。今週のコラムには結論のようなものはない。三木孝弘監督のファンとして、石川慶監督のファンとして、そして何よりもSF映画のファンとして、今はただ途方に暮れるばかりだ。
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https://eiga.k-img.com/images/buzz/90779/f026dc73e7f8aa26/640.jpg >>945
それそれ。
男の妄想全開で読んでる最中にあちこちで鼻白んだ。 >>949
グレッグイーガンの？
大大大好き！最初は光景がイメージ出来なくて脳みそがグチャグチャになったけど、何度も読み直してるうちに意味不明な謎の空間を頭の中で作り上げてた DiasporaもGamma ray burstの下りは特に必要なかった気もしますがやはり盛り上がりは必要だったんでしょうか 映画を観てないけどヌーディストの弁護士夫婦はちゃんと全裸で演じたのか >>939
果しなき流れの果に
なんかいいと思うけどあれ映像化は絶対不可能だろうな >>925
実写じゃないけど、
今ならシドニアの騎士でも見て我慢して >>953
最初の方の世界設定がずっと続く感じで良かったと思うんですけどやはりそれだと書く方も疲れてしまうんでしょうか 中途半端はウィルスに世界がじわじわ壊されていく系のSFが見たい 中途半端なウィルスに人が死んだり死ななかったりする中で東京オリンピックが開催される系のSFを実写化しろ ターミネータ、bttf、スターウォーズ
ハリウッドはきっちりエンターテイメントに落とし込むからすごいよなあ
日本は暗く説教臭くなりがちなのは何故か >>961
そういう才能ある人が
アニメや漫画方面に行くからじゃね？ >>958
あくまでポリスからディアスポラまでは、その後への序章として意図的に書いてる気はしましたね
あの中でだけだと今までにも似たような作品はありましたし、AIと時空を越えた旅が本命だったのかなと >>943
AIを人間に置き換わるものという描き方しかできないんだよねぇ
AIを扱うなら置き換わるではなくAIによって社会システムの構造のレイヤーが
変化することを描かないといけないんだけどそんなこと脚本家含め誰もわからんから
大昔に描かれたバリバリエンタメな攻殻の原作あたりでもそういうこと触れてるのに
そこら誰も興味ないんだわなぁ 日本でいちばん長い日のリメイクをしろ
タイトルは日本で二番目に長い日
オリンピック中止の玉音放送を巡って開催強行派と中断派の血闘を描くんだ 演技やセリフもあれだけど絵的に雑なんだよなあ構図も小道具の配置も。 >>961
ただハリウッドって人気作はすぐ続編やシリーズ化しちゃう悪い癖があるからなあ
で結局第一作目が一番素晴らしかったというヲチが付く 山崎賢人って本当に人気なくなったな
前なら人気ある変わりにアンチも多くて、
こんなにコケたらすぐ「山崎賢人大コケ」ってネットニュース出てたのに
今は俳優叩きすらされない空気になってしまった ハインラインの夏への扉は素晴らしいロリコン小説だったが映画はその辺どうなの？ >>957
弐瓶勤のシリーズは面白いですよね
バイオメガも結構好き 面白かったけどヒットしなかったんだ
たぶんしばらく長く残る映画だと思ったよ >>970
2001年に関しては自分はアシモフ派じゃなくキューブリック派なので
小説とそれ以降は二次創作だと思ってる、キリスト教臭がねぇ 短編集で読んだ作品の題名が思い出せない…
死体から産まれるまでを時間逆行して生活する物語なんだけど誰か知らない？ 藤子Ｆの短編をオムニバスで映画化して欲しいわ
ガ壱號、ひょんひょろ、老年期、ミノタウロス、カンビュセス
ここら辺とか面白そうじゃないかい？ 不死人がメインキャラで古代から未来の宇宙時代まで描いた
外国のSFもあるけど映画化はされてない 長すぎるからか >>977
火の鳥にもどんどん若返ってる話があったけど小説なんだよね？ >>977
ベンジャミン・バトンかな？
長編だとディックの「逆まわりの世界」とかもあるけど ぶっちゃけ、実写の連中は韓国の映画界にでも留学したら良いと思うわ >>982
そうです。
若返るのではなく時間を逆行してるから因果関係も逆転してる話でした。 >>470
そういう原作か
実写背景なり演技なり超越してないと、そりゃ売れないわ これといのちの停車場、ヒノマルソウルと続けて観たが、
広瀬すず、清原果耶、藤木直人、山田裕貴と
なつぞらの時期にキャスティングされたのかなと思った >>984
「前に読んだあれか！」と思って最近見たら全然違う話だった… >>963
アニメ、漫画、小説、実写映画、ドラマ、ゲーム
この辺りは才能の取り合いで、例えば韓国はアニメとか漫画がゲームが駄目で
殆ど才能は実写映画とドラマに取られてんなーって感じ
日本は逆に実写映画とドラマは人材がいない 夏への扉は、日本での人気の半分は、翻訳者のおかげだと思うぞ。
まあ護民官ピート次第だな。 >>993
SFなんて難解な物をよく日本語に落とし込んでくれてると毎回感謝してる 夏への扉、ヒロインが顔でか不細工じゃなかったらなあ >>1
里見八犬伝みたいなのはもう作れないだろうな
金も無いしね >>1
自信があれば俺にも宣伝が聞こえてくるくらいそこら中で宣伝してたと思いますｗ アメリカの消費文化は基本的に男性向けに出来てる。
女性向けが基本の邦画にアメリカの原作モノは向かない。 このスレッドは１０００を超えました。
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