◇全米五輪選考会(6月18日〜27日/米国・オレゴン州ユージン)

東京五輪代表選考を兼ねた全米五輪選考会の9日目の6月26日、男子200m準決勝で17歳のエリヨン・ナイトンが19秒88(+1.1)をマーク。自身が前日の予選で出した20秒04のU18世界記録を一気に0秒16更新するとともに、2004年にウサイン・ボルト(ジャマイカ)が出したU20世界記録(19秒93)をも0.05秒塗り替えた。

準決勝の2組6レーンに登場したナイトンは、2019年ドーハ世界選手権金メダリストで19秒50(世界歴代4位)の自己ベストを持つN.ライルズを0.03秒抑えて1着通過。全体でもトップタイムで、27日(日本時間28日)の決勝に進んだ。

2004年1月生まれのナイトンはフロリダ・ヒルズボロ高の2年生。昨年8月に100mで10秒29、200mで20秒33をマークしたことで、天才スプリンターとして注目を集め、今年1月には高校生ながらアディダスとプロ契約を結んだ。

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