日本民間放送連盟(民放連)は21日、東京五輪の生中継や関連番組などを含めた民放地上波の総放送時間は、過去最大の450時間超を予定していると発表した。

民放連によると、在京民放キー局5社が日替わりで大会期間のほぼ毎日、地上波では午前9時前後(日によっては午前5時半)から午後11時の競技終了まで放送。特定局に集中させることで視聴者の利便をはかる狙いだ。

 過去の大会の総放送時間はリオデジャネイロ五輪が約245時間、ロンドン五輪が約224時間だった。今回、大幅に増えた理由は「自国開催になったため」としている。

 期間は、開会前のサッカー日本女子代表の試合のある7月21日から閉会日の8月8日。開会式翌日の7月24日からは午後11時に、その日最も注目された種目を中心に「東京五輪プレミアム」として3時間の録画放送をする。

 一方、NHKは21日現在、タイムテーブルを発表していない。NHK広報局の担当者は取材に「検討中。決まり次第お伝えします」と話した。(宮田裕介)

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