6/20(日) 13:54
デイリースポーツ

デーブ・スペクター、五輪に「意味のないスポーツ」ある!感動の演出にも不満
 デーブ・スペクター
 タレントでテレビプロデューサーのデーブ・スペクターが20日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演し、東京五輪に対する日本のテレビ局の姿勢に疑問を投げかけた。

 デーブは自身のツイッターで今月15日に「東京五輪が始まるまでにタレントやコメンテーターがコメント予習

イ)なんだかんだ言ってオリンピックっていいな!

ロ)割り切ってスポーツとして見ましょう!

ハ)やっぱり開催してよかった!」とコメント。五輪開催に疑問を投げかけながら、始まれば絶賛するであろう姿勢を皮肉っていた。

 これを紹介されると「1年間延期になった分、オリンピックそのものの必然性や個々の問題、IOCのあり方をいろんなことをずーっと延々言ってる、毎日」と情報番組などを内容に言及。続けて「(五輪が)始まって一気に(姿勢が)変わるとテレビ全体の信頼を失います」とテレビ人として警鐘をなした。

 さらに「スポーツならば中立に伝えるべきですよ。例えば意味のない、カウントされないスポーツだって入ってる」とほとんど報じられないような競技があることも指摘。サバンナの高橋茂、元衆院議員でタレントの杉村太蔵らは「なんちゅうことを…」とあきれたが、デーブは続けて「音楽、全部誘導的になるんですよ。『感動せよ』みたいな。本当のスポーツだったら勝ち負けだけでいいんですよ」とノーブレーキ。感動を強要するような演出があることにも納得いかない様子だった。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/ae8158d78ae7e34072141e95fba9553f5ab52665