コパ・アメリカ2021の3日目が日本時間18日に開催。グループB第2節のブラジル代表vsペルー代表、コロンビア代表vsベネズエラ代表がブラジルの各地で行われた。

◆ブラジル盤石
連勝を狙うブラジルはリオ・デ・ジャネイロで今大会初戦となるペルーと対戦。立ち上がりからペルーが拮抗した展開に持ち込むが、12分に左サイドからのクロスが流れたところをファーサイドのガブリエウ・ジェズスが折り返すと、ゴール前のアレックス・サンドロがプッシュ。ブラジルが先取する。

伏兵の一発でリードのブラジルはその後も崩しにかかるが、ペルーも失点の場面以外で乱れず、ハーフタイムへ。その後半の60分に獲得したPK判定こそオンフィールドレビューで取り消されたブラジルだが、68分にバイタルエリア中央のネイマールが右足シュートをゴール左に決め、突き放してみせる。

勝利を手繰り寄せたブラジルは89分にも華麗な崩しからボックス左のリシャルリソンが出した折り返しをゴール前のエヴェルトン・リベイロが落ち着いて押し込み、勝負あり。後半アディショナルタイムにもリシャルリソンがネットを揺らしたブラジルは2戦連続無失点の4発快勝で2連勝を達成した。

ブラジル代表 4-0 ペルー代表
【ブラジル】
アレックス・サンドロ(前12)
ネイマール(後23)
エヴェルトン・リベイロ(後44)
リシャルリソン(後45+3)

◆後半荒れ模様も
白星スタートのコロンビアはゴイアニアで黒星発進のベネズエラと対戦して、序盤から積極的にフィニッシュワークを活性化させる展開に。その前半に13本ものシュートを放っていったが、初勝利を目指すベネズエラも最後のところで踏ん張り、こう着状態が続く形で進む。

後半も開始早々にCKからミナのヘディングシュートで惜しい場面を作り出したコロンビアは交代枠も駆使しながら打開を図るが、後半だけで7枚のイエローカードが飛び交うなど、互いにフラストレーションの色が濃くなる展開に。激しい攻防戦と裏腹、一向にスコアが動かない。

終盤も攻めの姿勢を失わないコロンビアは総シュート数を23本まで伸ばしていったが、ベネズエラもタイトな守りを続け、スコア動かぬまま終了。後半アディショナルタイムにルイス・ディアスが一発退場を命じられるなど、後半に荒れ模様となった一戦は引き分けに終わった。

コロンビア代表 0-0 ベネズエラ代表

https://news.yahoo.co.jp/articles/f0387450101d95159c3ac6b44901592f9d5c71dd
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