新潮社出版部長の中瀬ゆかりさんが１７日放送のＴＯＫＹＯ　ＭＸ「５時に夢中！」（月〜金曜・午後５時）に出演した。

　この日の番組では、新型コロナウイルスの感染拡大対策として発令されていた緊急事態宣言が２０日で解除され、東京都など９都道府県で、まん延防止等重点措置に移行。飲食店への時短営業要請は継続するものの適切な感染症対策などを取れば午後７時までの酒類の提供は認める方向になったことを取り上げた。

　この点について、中瀬さんは「逆に７時までだからと短い時間でしゃべりまくるかも知れないし、この７時になんのエビデンスというか意味があるんだと腹が立つんですけど」と話した上で「でも、オリンピックのことがあるから、民の心がこれ以上、自粛疲れしていても殺気だって来て…。観客も１万人まで入れるとか言って、これはオリンピックありきじゃなくてとか言っているけど、絶対、ありきなんですよ」と声を荒らげた。

　その上で「見え見えのことを否定してみたりしている中で、酒はそろそろＯＫにしておかないとヤバいぜみたいな感じのサジ加減で何か７時にしたような…。（感染者の）数も減ってないわけだから、緊急事態宣言自体を解除していいかの話も本当、冷静に考えたら解除できるってわけでもないんですよ」と続け、「でも、オリンピックが近づいているからってね。オリンピック中心に動いているってことは明白ですよ。そこはかなり腹が立って。（五輪は）やることはやるらしいよってことは前から言われていたからいいんですけど、観客もこの期に及んで入れるんだみたいなのは、ウーンと思いますね」と政府の姿勢に疑問を呈していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/79839488d2a4560181df0dc3330d0cde57947173
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