◆米大リーグ ブレーブス8―10レッドソックス(15日・アトランタ=トゥルーイスト・パーク)

 レッドソックスの澤村拓一投手が敵地でのブレーブスとの交流戦で3勝目を挙げた。7回から4番手で救援。3者凡退の好投が8回バデューゴの勝ち越し3ランを呼び込み、チームは10―8で2連勝。沢村の防御率は2・81となった。

 背番号「19」が躍動した。直球の最速は98マイル(158キロ)をマーク。11球中8球がストライクと小気味よく攻め、遊ゴロ、投ゴロ、空振り三振と相手の反撃ムードを断ち切った。打線は8回2死二、三塁からバデューゴが勝ち越し3ラン。澤村に7日のマーリンズ戦以来となる今季3勝目がついた。

 「決して美しい勝ち方じゃなかったが、関係ない。悪いプレーがたくさん出たが、ブルペンがドアを閉めてくれて、W(勝利)をつけることが出来た」と、コーラ監督は中継ぎ陣に感謝した。

 先月28日からの17連戦。今月5日以降の6勝は全て救援陣に勝ち星がついている。沢村も連投や回またぎが重なり、10日に右腰痛を訴えたが、治療で負傷者リスト入りを回避。この日は4回にもブルペンで投球練習を行い、一旦休んだ後、再び肩をつくって出番に備えた。16日(同17日)は17連戦の最終戦。「木曜日はやっと休める。明日、球場に出て戦うだけ」と指揮官は3連勝に向けて意気込んだ。(一村 順子)

https://news.yahoo.co.jp/articles/19c1c641aa87d23727efe526c45e209677f2bdd9
6/16(水) 12:36配信

https://baseball.yahoo.co.jp/live/mlb/game/table/?id=2021061605
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