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土日2日間(6月12日〜6月13日)の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、公開14週目の映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が1位を獲得。ガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は3位スタートを切った。

3月8日に公開され、同ランキングで5週連続で1位を獲得していた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。12日から入場者プレゼント・公式謹製36P冊子「EVA-EXTRA-EXTRA」(A4)の配布や「EVANGELION:3.0+1.01」バージョンでの上映、全国6館でのドルビーシネマ上映などが開始となり、先週のトップテン圏外から見事に1位に返り咲いた。6月12日、13日の2日間で、興行収入2億6,587万6,900円、観客動員数16万9,296人を記録した。

 富野由悠季の小説を原作とする『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は、「機動戦士ガンダム」における宇宙世紀の新たな100年を紡ぐ「UC NexT 0100」プロジェクトの第2弾。地球連邦政府に反旗を翻す組織を率いるハサウェイ・ノアの戦いを描いている。11日の公開初日に、1億9,000万円を超える興収をたたきだした。

ほか新作では菅田将暉とバンド「SEKAI NO OWARI」のメンバーで本作が俳優デビューとなるFukaseが共演した『キャラクター』が4位に入った。『帝一の國』などの永井聡がメガホンを取り、漫画家のアシスタントをしている山城圭吾(菅田)が偶然目撃した猟奇的な殺人犯(Fukase)を参考に漫画のキャラクターを生み出し、それにより人生を翻弄される。

明石家さんまの企画・プロデュースにより、直木賞作家・西加奈子の小説をアニメ映画化した『漁港の肉子ちゃん』は初登場7位、家庭にも職場にも居場所のない平凡な中年男ハッチ・マンセル(ボブ・オデンカーク)が覚醒し、謎の武装集団やロシアンマフィアとの激闘に巻き込まれていくアクション『Mr.ノーバディ』は初登場10位だった。

2021年6月12日〜6月13日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位

1(-)『シン・エヴァンゲリオン劇場版』:14週目
2(1)『るろうに剣心 最終章 The Beginning』:2週目
3(初)『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』:1週目
4(初)『キャラクター』:1週目
5(2)『るろうに剣心 最終章 The Final』8週目
6(3)『名探偵コナン 緋色の弾丸』:9週目
7(初)『漁港の肉子ちゃん』:1週目
8(7)『クルエラ』:3週目
9(4)『地獄の花園』:4週目
10(初)『Mr.ノーバディ』:1週目

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