スポルティーボ・ルケーニョを正式退団、4カ月でのキャリア終焉に母国メディアが反応

 パラグアイ1部スポルティーボ・ルケーニョは現地時間9日、元日本代表FW森本貴幸の退団を公式ツイッターで発表した。加入からわずか4カ月でチームを去ることになった日本人ストライカーについて、母国メディアは「補強というよりも、クラブにとって重荷になったことを示している」と、助っ人として”失格の烙印”を押している。

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 森本は昨年10月、アビスパ福岡からギリシャ3部AEPコザニへ移籍したが、新型コロナウイルスの影響で開催の目途が立たず、今年1月に退団。翌月にスポルティーボ・ルケーニョと1年契約を結ぶも、3月にはパラグアイ国内で酒気帯び運転によるひき逃げ事件を起こし逮捕されるなど、ピッチ上での目立った活躍はなかった。

 パラグアイでは公式戦1試合の出場に止まった森本について、母国紙「HOY」は「痛みも栄光もなかった」と指摘。助っ人として今年2月に加入したものの、ピッチ上での結果を残せず虚しく去っていった姿に”失格の烙印”を押すようにこれまでの評価を綴っている。

「森本は、加入当時のルイス・エスコバル監督のお墨付きを得てクラブに到着し、彼のポテンシャルを強調したが、それを証明するためのショーケースにも入れなかった。彼の退団は、補強というよりも、クラブにとって重荷になったことを示している」

 J1最年少(15歳11カ月28日)ゴール(2004年当時)を決めるなど、”怪物”としてその才能に期待を寄せられてきた森本。その風貌やプレースタイルから、かつては”和製ロナウド”とも称された33歳のFWはこの先、どのようなキャリアを描いていくのだろうか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/119d5f4dec1ea2c995e5a7d8cd38bfc4c35b9ba0
6/10(木) 6:40配信