投稿日: 2021.06.06 11:37
更新日: 2021.06.06 11:40
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 2021年F1アゼルバイジャンGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手だった。

 フェルスタッペンはFP3のセッション半ばにターン15でウォールに突っ込みストップ、走行時間を失う結果になった。レッドブルは予選までにマシンを修復、フェルスタッペンは無事に予選に参加することができた。

 予選Q3では、1回目のランで完璧なラップを走ることができず、最後のランに賭けたが、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)とカルロス・サインツ(フェラーリ)のそれぞれのクラッシュによって赤旗が出されたため、フェルスタッペン含め他のドライバーたちはタイムを向上させることができなかった。

 フェルスタッペンはソフトタイヤで決勝をスタートする。

■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン 予選=3番手
FP3 15番手(1分43秒984/6周)
予選 3番手(Q1=2番手1分41秒760:Q2=1番手1分41秒625:Q3=3番手1分41秒563)

 ポールポジション争いができると自信を持っていたから、この結果には満足できない。週末を通していい感触を持っていたけれど、予選では赤旗が何度も出てかなり混乱した展開になった。Q3最後に赤旗が出たことで、皆がタイムを更新することができなくなった。

 ついてなかったね。でも、仕方がないことだし、高速のストリートサーキットではこういったことが起こり得る。

 もちろんもっと前の位置からスタートしたかったが、3番手でも悪くはない。マシンは好調だから、まだあらゆる可能性が残されている。この位置からでも戦うことは可能だよ。

 予選を見れば分かるように、このサーキットでは何が起こるか分からない。クリーンなスタートを決めて、前のマシンにプレッシャーをかけていければいいね。上位3台がすべて違うチームなので、ライバルたちがどういうレース戦略をとるのか興味深い。レースではタイヤをうまく持たせることが重要になるだろう。優勝を狙える位置にいるから、明日何ができるかを見ていくよ。

(自身の公式サイトに語り)赤旗が何度も出て、全くばかげた予選だった。FP3からうまく立ち直って、すべてがうまくいっていたのに、ただただついてなかったよ。市街地コースではこういうことは起こるものだけどね。マシンは強力だから、明日はできるだけたくさんポイントを獲得したい。