門倉コーチ失踪から2週間で深まるナゾ テレビで呼びかけた妻に心無い誹謗中傷も


中日を退団した門倉健投手コーチの行方が5月15日にわからなくなって以来、2週間が経過したが発見に至る新たな情報は入ってきていない。


指導を受けていた中日の選手たちは未だにショックを隠せないという。
 
「つい先日まで熱心に指導を受けていた投手たちは『門倉さんどこにいるんだろう…』と心配しています。指導にやりがいを感じていたようだったし、悩み事を抱えているようにも見えなかった。退団だけならともかく、行方をくらますというのはよほどの事情があるのかと考えてしまいます」(スポーツ紙デスク)
 

門倉コーチは15日以降に担当するファームの練習を無断で休み、球団発表によると連絡も取れていないという。
家族も連絡が取れなくなったため、翌16日に愛知県警に捜索願を出した。

球団発表によるとその後、郵送で「5月15日をもって、一身上の都合により退団させていただきます」という旨の文書が届いたという。
筆跡が門倉コーチ直筆であることを家族が確認している。門倉コーチは26日付で退団したことが発表された。


家族も気が気じゃないだろう。28日放送のフジテレビ系情報トーク番組「バイキングMORE」内で、門倉コーチの妻・民江さんが電話取材に悲痛な思いを語った。

民江さんによると、単身赴任の多かった門倉コーチと20年前からテレビ電話で毎日会話していた。
失踪前夜の14日も午後6時から深夜0時までテレビ電話をつなぎっぱなしで、普段と変わらない様子で話をしていたという。
門倉コーチと同居する次男が15日に起床すると、自宅に携帯電話、財布が起きっぱなしのまま姿を消していたという


同番組で「何がなんだかわからないです。理由もわかりませんし、原因も分かりませんし、まさかという感じです」と胸中を告白。
「本当にお恥ずかしい話、大好きです。本当に仲がいいんですね。いつも一緒ですし。もちろん夫婦ですからケンカとかいろんなことがありますが、絶対に横にいて欲しい人です。大事な存在です」と涙声になり、
「本当に早く連絡が欲しいです。家族、友人みんな待っているので、早く帰ってきて欲しいです。連絡ください」と呼びかけた。


また、門倉コーチから「また連絡します。
突然のことでごめんなさい」という消印が横浜の手紙が民江さん宛てに届いていたことも明かし、「確かに筆跡は彼なんですが、文章が整い過ぎていて謎だらけなんです」と不安も口にした。


SNS、ネット上では、門倉コーチの安否を心配する声と共に、民江さんに対して批判的な書き込みが相次いだ。

「こういう状況下でも、奥さんは夫婦仲良しをやたらアピールし過ぎているのが凄く違和感あった」

「6時間テレビ電話つなぎっぱなしというのも、ちょっと普通じゃない。考えようによっては、監視されているように感じるのではないか」


一方で、「夫婦の関係性は人それぞれでしょ?テレビ電話で長時間話すことが窮屈だったとかわざわざ書き込む神経がわからない。夫が失踪して一番ショックを受けているのは奥さんだよ?」と民江さんを擁護するメッセージも見られた。

巨人の同僚だった上原浩治氏は「門倉さん… いったいどこに? 無事であることを願ってます…」、デーブ大久保氏は「『どんな嫌な事も過ぎてしまえば笑い話に出来る事ばかり』どんな事があっても勇気をもって出てきて欲しい…たくさんの仲間がいるから心配ないぞ!」、
元ソフトバンクの斉藤和巳氏は「門倉さん…絶対無事でいてください…」なととSNS上で門倉氏を心配するメッセージを発信している。


複雑な事情があるかもしれないが、門倉コーチが無事でいることを祈るばかりだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bf0f14f3c5177cef0f2188594fa0f249a081537a?page=1