アートとカルチャー
2021年05月28日 09時08分 JST
『スタンド・バイ・ミー』が生んだスター。伝説の俳優リバー・フェニックスの23年の生涯【写真集】
クリスを演じたリバー・フェニックス。人気絶頂の中、薬物過剰摂取が原因で23歳の若さで死去しました。ジョーカー役で知られるホアキン・フェニックスの実の兄でもあります。

青春映画の金字塔として、公開から30年以上が経っても色あせない魅力を持つロブ・ライナー監督の『スタンド・バイ・ミー』(1986年)。
12歳の夏、4人の少年たちの冒険を描いた本作で、メインキャラクターの1人、クリス(クリストファー・チェンバーズ)を演じたのが当時15歳のリバー・フェニックス。クリスは、家庭環境のために周囲からは「不良」として扱われていましたが、友達思いで聡明な少年で、ファンの間でも愛されてきました。

リバー・フェニックスは、『スタンド・バイ・ミー』を経て、着々とスターの道を駆け上っていくかと思われていましたが、1993年、23歳の時に薬物の過剰摂取が原因で亡くなりました。

リバーが倒れたのが、当時ジョニー・デップが経営に関わり、スターが集まる有名ナイトクラブだったこともあり、彼の死はハリウッドに大きな衝撃を与えることになりました。

人気絶頂期、23歳という若さで亡くなったリバー・フェニックス。その生涯を、写真とともに振り返ります。






子役として活躍。弟はホアキン・フェニックス

1970年8月23日にオレゴン州で生まれたリバー・フェニックス。当時、両親がカルト宗教団体に所属しており、幼い頃は一家で南アメリカを転々としていたそう。
その後団体を離れ、1977年にアメリカに帰国すると、フェニックス家の子どもたちは揃ってエンタメ界で活躍。リバーは10歳頃から俳優業を始めました。
リバーの4歳下の弟にあたるのが、『ジョーカー』役で知られるホアキン・フェニックスです。
ホアキンは2019年、Vanity Fairのインタビューで、俳優になる前の子どもの頃、リバーから「ホアキンは俳優になるよ。そして俺よりずっと有名になる」と言われたと明かしています。「その時はバカげてると思ったけど、もちろん今は『兄はどうやって知ったんだろう?』と思うよ」と、生前の兄の「予言」を振り返りました。





俳優としての評価は?

15歳の時に『スタンド・バイ・ミー』でメインキャストの1人になり、その後は『モスキート・コースト』で、スター俳優ハリソン・フォードと親子役で共演し話題に。

『インディ・ジョーンズ』などのメジャー大作などで頭角を現しながら、インディペンデント映画の出演にも意欲的だったようです。『旅立ちの時』では、アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされ、『マイ・プライベート・アイダホ』では、ベネチア国際映画祭の男優賞を受賞。
どこか儚げな存在感と確かな演技力で、多くの監督、共演者、そして観客を魅了してきました。





親友はキアヌ・リーブス。音楽も愛する2人
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_60acbaaae4b0a24c4f80752e