5/17(月) 9:12配信
スポーツ報知

橋下徹氏

 17日放送のフジテレビ系「めざまし8(エイト)」(月〜金曜・午前8時)では、この日から東京23区と大阪市で新型コロナウイルスワクチンの大規模接種の予約がスタートすることを特集した。

 各地で接種の予約を巡って行列ができる、国と自治体の予約ダブルブッキングが生じるなど混乱が生じていることについて、コメンテーターとして出演の元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は「こういう大規模な作業をやる時には必ず混乱というものが生じます。アメリカでもそうなんですね。これはある程度、業務をやることによって段々、円滑になりますから100%完璧な状況で物事を進めるということはできません」とまず話した。

 その上で「早く打つということであれば、二重

三重、四重、五重の予約ができるようなシステムの方がいいんですよ」と続け、「役所の方がキャンセルに慣れてないから二重予約はダメだと言うんですけれども、民間事業者を見て下さい。みんな、当日キャンセルとか、そういうことにきちんと対応できるような態勢を整えるわけですよ。そして、どんどん回していくのがアメリカ方式です」と話した。

 また、自治体による不公平感については「市区町村の実力には格差があるけど、自分の地元の能力を上げていくのに何が重要かと言ったら、市民の皆さんが選挙によって、能力のある市町村長を選ぶこと。ワクチンがある程度貯まってから予約券を配ったり、一気に配ると混乱するので年齢ごとに分散させるのもやり方。各自治体が戦略を練っているところで国の方の大規模接種会場というのがドーンと来たものだから、初期の混乱が生じてますが、とにかくスピードでどんどん打っていく。ここを乗り切れば、円滑に進んでいきますから、国民の方も慌てずにちょっと冷静になってもらいたいなと。必ずワクチンは回ってきますから」と提言していた。

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