バドミントンで東京オリンピック代表選考の最後の大会となっていたシンガポールの国際大会が、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を理由に中止されました。

世界バドミントン連盟は12日、変異ウイルスなどによる世界的な感染拡大を理由にシンガポールで来月1日から6日に開催予定だった国際大会、シンガポールオープンを中止すると発表しました。

この大会は東京オリンピックの代表選考に大会成績が反映される最後の国際大会でした。

インドとマレーシアで今月行われる予定だった大会も感染拡大を理由に相次いで延期されていて、世界バドミントン連盟は東京大会の代表選考については改めて声明を発表するとしています。

日本勢は、これまでに男子シングルスの桃田賢斗選手をはじめ4種目で9人が代表入りを確実にしていますが、ことしは国内外を合わせてまだ1大会にしか出場ができていないため、実戦経験の不足が大きな課題になっています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210512/k10013027701000.html