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5月28日公開予定だった期待のアニメ映画『100日間生きたワニ』が、新型コロナウイルスの影響で延期となった。カルト的な人気のあった作品だけに、ネット上では失意の声が多く見受けられる。

5月10日、『100ワニ』の公式サイトで延期の発表がされるとともに、《作品の公開を楽しみにお待ちいただいていた皆さまには誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。今後の公開予定につきましては、決定し次第、速やかに東宝ホームページにてお知らせいたします。事情ご賢察のうえ、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます》とファンに対しての謝罪コメントが掲載された。

日本を救うコンテンツが新型コロナで…

確かにヒットが確実視される『100ワニ』がこのまま公開されれば、全国の映画館が密になることは必至。延期は英断かと思われるのだが、ネット上では

《鬼滅越え確実のビッグコンテンツがコロナで潰される》
《今公開したら人が殺到して100ワニクラスター発生するから断腸の思いで延期したんだよね》
《100ワニ映画延期のショックで夜しか眠れなくなった》
《今月の生きる希望、月風魔伝と映画100ワニだったのに…》
《100ワニ映画延期で生きる楽しみを失った》

など、悲痛な叫びが相次いでいる。

「『100ワニ』は2020年に社会現象を起こしたWEB漫画の映画化で、主人公の声は興行収入250億円超えの映画『君の名は。』を牽引した神木隆之介が担当。主題歌も紅白常連の『いきものがかり』という完璧な布陣でした。予定通りに公開されていれば『100億は確実だった』という関係者の声もあります。コロナ禍で苦しむエンターテインメント産業の救世主になりそうなコンテンツだっただけに、日本の経済への打撃も免れないでしょう」(芸能記者)

とはいえ、延期された『100ワニ』を見るために、新型コロナの広がりを抑えようとする人も多いはず。『100ワニ』延期が日本にどんな影響を与えるのか注目していきたい。