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第6部にあたる「ストーンオーシャン」のアニメ化が決定し、ますます盛り上がっている『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ。同作は大きく分けると「波紋編」と「スタンド編」の2つが存在するが、ファンの間では「どちらが面白いか」をめぐって議論が盛り上がっているようだ。

「スタンド」とは、超能力をわかりやすく可視化したようなもの。第3部『スターダストクルセイダース』から物語に登場し、今や作品の代名詞のような存在となっている。しかし、この設定が登場するまで、「ジョジョ」のキャラたちは「波紋法」を用いて戦闘を行っていた。波紋とは特殊な呼吸を用いて、肉体に生命エネルギーを生み出すという戦闘方法だ。

それぞれ違った魅力があるものの、アニメ化をきっかけとしてファンからは「スタンドバトルよりも波紋バトルの方が面白かった」という声が続出するように。というのもスタンドには「時間」を操作したり、「運命」を操ったりと、複雑な設定をもった能力が多い。アニメとして表現されると、その内容がよく理解できないことも珍しくない。他方で波紋バトルは単純な力と力のぶつかり合いなので映像化しやすく、ファンからも好評を得ているようだ。

また、受動的に身についた能力であるスタンドと違って、波紋法は技術という設定。そのため修行により技がアップデートされる、という王道展開を描けるのも大きな強みとなっている。

■どっちが面白い? 波紋VSスタンドの仁義なき戦い

スタンド派と波紋派の間で、つねに「どちらが面白いか」という論争が続いている状況。ネット上では《アニメは一部二部がずば抜けて面白かったし、やっぱり波紋でしょ》《誰でもアニメだけ見たら波紋の方が面白いって思う》《波紋とかいう速攻消えたゴミ設定!》《波紋の方が熱くてすき》《波紋の方が好きだけど残念ながら全体でみれば短いし、結局楽しんでるのはスタンド》《個人的には能力を探って攻略していくスタンドバトルが好き》といった言い争いを観察できる。

ちなみに「2ちゃんねる」の開設者、ひろゆきこと西村博之氏は「波紋派」のようだ。昨年12月に行われたYouTube配信では、リスナーからの質問に答えるかたちで「スタンドそんなに好きじゃない」と発言。西村氏によると、波紋は人間の生命エネルギーを利用しているため、その効果も理解しやすいとのこと。それに対して、スタンドについては「なんでもありになりすぎちゃった」「(能力に)根拠なさすぎなんですよ」と酷評している。

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