現地時間5日に開催された欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝は、チェルシーがホームでレアル・マドリードとの第2戦を2−0で勝利し、9季ぶりの決勝進出を決めた。試合後にはレアルのアザール(30)が相手選手と談笑する姿がテレビカメラに映り込み、ネット上で大きく反感を買った。

 この日は前半28分にベルナー、後半40分にマウントがゴールを決めた。一方のレアルは攻撃陣が沈黙。古巣相手に先発起用されたアザールは後半44分までプレーするも得点に絡めなかった。ところが試合後に相手選手と談笑する様子がテレビ中継で流されたことがやり玉に挙がり、レアルのファンから“集中砲火”を受けた。

 批判はファンからにとどまらない。スペイン現地紙「AS」では「アザールは試合後に冗談を言い合っていた。この子供はマドリードがどういったものであるかを理解していない。バイバイ、エデン」と放出すべきだとの論調を打ちだした。

 2019年夏に100億円を超える移籍金でレアルに加わったアザール。しかし、相次ぐ負傷などで期待に応えきれておらず、さらに今回の件でファンやメディアの怒りに火をつける形となってしまった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/40e1792befcadf8b0ee03f692afd477ac064570b
https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210506-00000004-chuspo-000-1-view.jpg