プロボクシングの米興行大手トップランク社は5日(日本時間6日)、WBA&IBF世界バンタム級(53・5キロ以下)統一王者・井上尚弥(27)=大橋=の次期防衛戦が6月19日、米ネバダ州ラスベガスで行われると発表した。対戦相手はIBFの指名挑戦者で同級1位のマイケル・ダスマリナス(28)=フィリピン=。会場はヴァージン・ホテルズ・ラスベガス。同社は有観客試合を目指している。

 井上にとっては昨年10月31日(日本時間11月1日)、ラスベガスでのジェーソン・モロニー(オーストラリア)戦以来、約7か月ぶりの試合となる。米国での試合は3試合目、ラスベガスでは2戦目となる。井上はすでに「IBFの指名試合になりますが、油断なく仕上げます。楽しみにしてくれているファンのためにも熱い試合をお見せします」などのコメントを出しており、この日もトップランク社の発表をリツートしている。

 ダスマリナスは元WBC世界同級暫定王者で井上の弟・拓真(25)=大橋=らのスパーリングパートナーとしてたびたび来日しており、手の内は知り尽くしている。井上陣営はダスマリナス戦をクリアすれば、その後は4団体統一を目指す青写真だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3b074f378321b5ff4c20f7f35d681c953f3b3431
https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210506-05060002-sph-000-1-view.jpg