Jリーグは4月27日、J2のヴァンフォーレ甲府に対し25万円の罰金処分を科すことを発表した。

 Jリーグによると、処分の原因となったのは、25日に開催されたJ2リーグ第10節のアウェーFC琉球戦(●0-1)での行為。試合終盤、甲府の選手及びスタッフ複数名が審判員の判定に対して執拗に抗議したことについて、審判員より報告があったという。

 甲府が抗議したのは、90分の琉球の決勝ゴールに対してのもの。CKの流れから、こぼれ球を池田廉が頭で押し込みネットを揺らしたのだが、この際に相手のプレーヤーがGK岡西宏祐を邪魔をしたのではないか、と不満を爆発させたようだ。
 
 得点が認められたあとも、甲府の選手らの抗議は収まらず。スタッフもテクニカルエリアを出て、審判員の判定に対して不満を表わし、抗議を執拗に繰り返したことで数分間試合が中断。また、審判に激しく迫った岡西にはイエローカードが提示された。

 Jリーグは事実関係の確認を行なったうえで、日本サッカー協会が定める懲罰基準に照らして審議した結果、同行為は「チームによる違反行為、同一チームの何人かの選手等が審判等に集団で詰め寄って、脅しをかけるような言葉や態度を用いた場合、あるいは、見苦しい抗議を執拗に繰り返し行なった場合、当該チームに対して罰金が科される」に該当すると判断。罰金25万円の処分を下した。

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