明治安田J1第11節第3日(24日、横浜M5−0横浜FC、日産ス)「明治安田生命Jリーグ」で、横浜Mは東京五輪世代のFW前田大然(23)が得点ランキング2位となる8点目を決めるなど横浜FCとのダービー戦に5−0で大勝し、勝ち点21で4位に浮上した。3位の鳥栖はFC東京に2−1で勝ち、2連勝。FC東京は3連敗。神戸は鹿島と1−1で引き分け、柏は5−1で徳島を下して3連勝。

 左サイドからのパスに横浜MのFW前田が、ゴール前へ倒れ込みながら右足を伸ばす。3−0の後半26分。ボールが右ポストに当たりゴールネットを揺らすと、両手で地面をたたいて喜んだ。

 「それまで決定機を外していたんでね。チームは3点入れていたけど、自分が取りたいという気持ちが強かった」

 早くも今季8点目。得点ランキングで日本選手最上位の2位につける。スプリント回数は77分間の出場で両チーム最多の34をマーク。前線で走り回り、1万2297人を集めた“横浜ダービー”で輝きを放った。

 21日に東京五輪サッカーの組み分けが決定。日本は1次リーグで南アフリカ、メキシコ、フランスと同組に入り、厳しい戦いが予想される。代表入りへの競争も激しさを増すが、前田は「相手は意識しない」と意に介さず「五輪よりチームで結果を出すことを考えていた」と目の前の一戦に集中する。

 チームは9戦負けなし(6勝3分け)で4位。ブラジル出身FWレオセアラがデビュー戦ゴールを決めるなど、レギュラー争いも激化してきた。「あの1点は自分にとって大きかった」と前田。23歳は五輪出場を信じて突き進む。(宇賀神隆)

4/25(日) 5:00
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