◆「JERAセ・リーグ公式戦」阪神10―7ヤクルト(18日・甲子園)

 ヤクルトは、序盤の大量失点が響いて打線の追い上げも届かずに敗戦。阪神戦は開幕5連敗となった。

 試合後の高津監督は、険しい表情だった。先発の小川が3回途中6失点でKOされ、苦しい戦いを強いられた。打線は6回以降に中軸に当たりが出て7点を返したが、序盤の失点が大きく響いた。開幕投手にも指名した小川について「結果からすると、もうちょっとピリッとしてほしい。ちょっと体もボールもキレがなかった」と指摘し、「野手は諦めずに点を取ってくれている。投手がしっかりしなきゃいけない」と語った。

 また今カードでは2試合で4死球を受けたことにも言及。16日には藤浪から山田と塩見が、この日は7回に村上、8回に塩見がそれぞれ死球を受けた。8回の守備では梅野が大山に死球を与えたところで警告試合が宣告された。指揮官は「故意ではないと思うんだけれども」とした上で「あんまり多いと、やっぱり気分はよくないね」と怒りをにじませた。
報知新聞社

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