◆イースタン ロッテ0―1西武(9日・ロッテ)

 ロッテの最速163キロ右腕・佐々木朗希投手(19)が9日、イースタン・西武戦(ロッテ浦和)に先発。1軍デビューは5月下旬頃になる可能性が高まった。

 井口監督は「順調にいけばゴールデンウィークくらいに上がれる予定のプログラムになっている」と5月上旬のデビューの可能性も示唆していたが、この日「3、4、5(回)といく。まだまだですからね」と慎重に1イニングずつ増やしていく方針を明かした。球数などを考慮しながら中6日で3度以上の登板を経て1軍合流となれば、5月下旬頃となる可能性が高い。それでも「しっかり抑えてくれて。3イニングいけたし順調」と状態は確実に上がってきている。

 この日、佐々木朗はプロ最長の3回を投げ1安打無失点。初回は先頭の綱島に右前安打を許すも、川越からこの日最速の153キロ直球で空振り三振を奪った。3回は1死から死球を出したが150キロ超の直球を軸にフォーク、スライダーを交えて無失点投球。計39球を投げ「まずはしっかりと投げ切ることができてよかったです。ランナーが出た場面でも変わりなく投げることができたのが収穫。次回登板ではもっと長いイニングを投げられるように頑張ります」と意気込んだ。(小田原 実穂)

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4/10(土) 5:00配信