アゼルバイジャン1部ネフチ・バクーの元日本代表MF本田圭佑(34)が10日に敵地で対戦するカバラ戦に有力スポンサーのゴリ押し≠ナ先発出場すると、地元メディアの「SPORTiNFO」が報じた。

 本田は4日のスムガイド戦で後半から出場し、同リーグでデビューを果たすも見せ場なく、チームも0―2で敗戦。同国メディアは「スプートニクアゼルバイジャン」は「デビューは失敗し、ネフチは首位から陥落」と失格のらく印を押し「アゼリスポーツ」は「日本のMFは体の状態を上げる必要があることを露呈した」と報じるなど、各メディアが酷評した。

 ネフチ・バクーを指揮するサミル・アッバソフ監督も「本田について話したくない。悲しい試合だった」とコメントしていたが、それでもスタメンに抜てきされるのは、強力なスポンサー筋からの猛プッシュを受けたことが理由だという。

「SOPRTiNFO」によると「日本のMFはデビュー戦に不満を持っていた。SOCARメンバーとの会話でほとんどチャンスがなかった≠ニ主張した」とし「元アジアのスターは物理的にもっとプレーする準備ができていてチームをリードしたい≠ニ(SOCARに)言った」と伝えている。

 SOCARはクラブスポンサーでアゼルバイジャン国営石油会社のことだが、同メディアは「アッバソフ監督は石油会社から指示を受けた。したがって、彼はカバラとのアウェーマッチで先発に入ることが期待されている」と伝えている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/906343bec7b1a1a88b3d228c99c3c34a3c89c0c7
4/9(金) 21:36配信