不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」への問合せ数から算出した「2021年 LIFULL HOME'S 住みたい街ランキング」が発表されました。前年に続いて郊外の奮闘が目立つ結果を不動産のプロ集団はどう見るのでしょうか。「全宅ツイ 業界ウラ話」を連載中の不動産団体「全国宅地建物取引ツイッタラー協会」(全宅ツイ)に見解を聞きました。

「本厚木」は2021春、さらに便利に
 借りて住みたい街ランキングで堂々1位、買って住みたい街ランキングでも3位と躍進目覚ましいのが神奈川県の本厚木です。

 コロナ禍以降、存在感を増している本厚木について、「神奈川でも横浜駅やみなとみらい駅のような人気ランキング常連駅を抑えて、本厚木駅が伸びるのは現実的な選択肢を検討する人が増えていると感じます」と語るのは都内でビル経営行う投資信託さん(@terukitasako)です。本厚木が上位に入ったのは駅前タワマンの完成が影響していると分析します。

「三菱地所レジデンスが分譲する『ザ・パークハウス本厚木タワー』が今春完成することから、閲覧数や問い合わせ数が増加し、ランキングに影響を与えていると見ます。ペデストリアンデッキで駅直結の同マンションは、低層階に商業施設『ミハラス』が開業するので街の利便性も向上します。ザ・パークハウス本厚木タワーは南口に位置しますが、北口でも再開発が着工間近であることから、本厚木の伸びしろはまだありそうです」

 今後伸びるのは本厚木だけでなく小田急沿線に波及するとも予想します。

「小田急線は非常に長い路線で、沿線住民や鉄道利用者もたくさんいるので、本厚木のようなダークホース的な、地元で知る人ぞ知る住みやすい駅が今後評価されるかもしれません」

テレワークニーズに対応「埼玉勢」に注目

 マンションブロガーののらえもんさん(@Tokyo_of_Tokyo)は、郊外の中でも埼玉勢に注目します。

「買って住みたい街ランキング20位までを見ると、北浦和・浦和・大宮・朝霞・八潮・川口と6駅もランクインしています。

『東京は高すぎる。テレワークするならもう1部屋欲しい』という今のニーズに応えているのが埼玉といえます。特に浦和は公教育に対しての信頼が厚い人気の街で、都内で小学生のうちから有名塾に通わせ、私立中に入れるのに必死な家庭と比べて教育費の負担が少なくて済む。時代は『合理的に考えて埼玉』なのかもしれません」

 また、マンション事情に詳しいことからランキングの仕組みにも言及。

「『買って住みたい街ランキング』は、大規模な新築マンションが駅徒歩圏内にあると伸びます。1位の勝どき駅は『晴海フラッグ』『パークタワー勝どき』という首都圏屈指の巨大戦艦マンションを擁していて、さらに今後も再開発マンションが発表されます。向こう5年は1位に君臨し続けるポテンシャルがあります。新築マンションは周りの中古マンションの需要も喚起しますから。2位の白金高輪もピンポイントでタワマン3棟が販売されている影響でしょう」

https://news.yahoo.co.jp/articles/51fe15af2fd2c0b48e12f47f32651717d454146f
3/20(土) 8:47配信

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